上田市・鹿教湯温泉に「イズミヤ ジェラート」オープン。ジェラートで味わう信州の恵み
鹿教湯温泉(上田市)に、クラフトジェラート店「イズミヤ ジェラート」が9月12日オープン。12時間以上熟成させるリッチミルクや、奏龍甘味噌、温泉酵素トマトなど地域素材のフレーバーが並びます。
信州の山里にある鹿教湯温泉(かけゆおんせん)。サワガニや蛍がすむ小川が流れ、時間の流れがゆっくりと感じられる温泉地です。この静かな湯の街に、クラフトジェラートの店が誕生したというニュースが到着しました。

温泉街に生まれた憩いの場
かつて多くの人が行き交った鹿教湯温泉街。この地で長年親しまれてきた旧「いづみや旅館」の一角を改装し、「イズミヤ ジェラート」(上田市・鹿教湯温泉)として9月12日にオープン。温泉を楽しんだ後のデザートにも、子ども連れのおやつ休憩にもちょうどいい場所です。
「イズミヤ ジェラート」が目指すのは、ジェラートを売る場所というより、人が立ち寄る場所。地域の縁を大切にしながら、ジェラート作りを通して地域住民、観光客、生産者をつなぎ、温泉街に新たな活気と憩いの場を生み出すこと。それが、この小さなジェラート店が目指す姿です。

職人が手をかけるリッチミルク
クラフトジェラートとは、職人が素材と製法にこだわり、小さな工房で少量ずつ手づくりする高品質なジェラートのこと。地域の食材や旬の果物を使い、素材の味を生かした仕上がりが特徴です。
「イズミヤ ジェラート」では、イタリア製のジェラートマシンを使い、職人が素材の状態を見ながら仕上げていきます。そのこだわりが表れているのが、定番の「リッチミルク」(プレーン)。味の要は、八ヶ岳産のミルクです。

ミルクそのもののコクを引き出すために行うのが、「加熱凝縮ミルク」という工程。一般的には機械で加熱するところを、職人が弱火でゆっくりかき混ぜながら水分を半分まで煮詰め、乳糖をわずかにキャラメル化させて、タンパク質を凝縮させます。
生クリームを足せば手早く濃厚に仕上がるそうですが、あえてその方法を取らず、ミルクだけでコクを立ち上げる。この手間のかかる工程を残しているのが、この店のこだわりです。

仕上げに行うのが、12時間以上の「エイジング(熟成)」。同店によると、業界の標準は4〜6時間で、イタリアの伝統的な高級店は12時間以上をかけるといいます。長く寝かせることで、タンパク質が水分を抱き込み、脂肪分が安定し、角の取れた丸みのある甘さへと変化。
このレシピは、鹿教湯温泉にあるフレンチ店の料理長とともに、試作を重ねて作り上げられました。
信州の素材が主役のフレーバー
地域の素材を主役にしたフレーバーも見逃せません。

「奏龍甘味噌の自家製焦がしキャラメルジェラート」に使われているのは、「大桂商店」(上田市)の味噌奏龍甘味噌(なきりゅうあまみそ)。これは、料理人や菓子店からの熱い要望で生まれたスイーツのための超甘口の味噌。麹をたっぷり使った甘みと熟成した香りが、自家製の焦がしキャラメルと重なります。

「温泉酵素トマトのソルベ」に使うのは、上田市の大塩温泉の源泉で発酵させた有機肥料で土をつくる「温泉・発酵農法」で、KAGUYA FARMが育てたブランドトマト「スイートプリンセス」。トマトの甘みをレモン果汁が引き締め、後乗せのオリーブオイルが香りと奥行きを添えます。

「信州ブルーベリージェラート」は、冷涼な気候のなかで大粒に完熟した地元のブルーベリーを使った定番。なめらかなミルクが、弾けるような甘酸っぱさを包みます。
今後も季節に合わせて、地元の旬の素材を使ったフレーバーが登場する予定です。
足湯に浸かりながら新しいジェラート体験を

ジェラートの季節は、夏で終わりません。店のすぐ近くには天然温泉の足湯があり、足湯に浸かりながら味わえるようになっています。
湯けむりの中で味わう、ひんやりとろけるジェラート。そんな特別な体験が、ここ鹿教湯温泉で待っています。
Information
イズミヤ ジェラート(IZUMIYA GELATO)
- 住所
-
長野県上田市鹿教湯温泉1385
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- 営業時間
- 13:00〜17:00
- 定休日
- 火曜
- その他
- 店舗から徒歩3分のメイン通りに駐車場あり。詳細は、HPまたはSNSでご確認を。