偏食っ子のお弁当に、エアフライヤーという味方ができました。
慣れないお弁当週間の直前、家族会議で導入が決定したエアフライヤー。偏食っ子のお弁当作りに、どれくらい役立ったのか。本音でレビューします。
前回、お弁当グッズの収納をご紹介した、ライターのNです。今回は、お弁当作りを楽にするために購入した、エアフライヤーを正直にレビューします。
お惣菜で十分だったわが家が、なぜエアフライヤー?
みなさん、おうちで揚げ物ってしていますか?
わが家は、基本的に“しない派”でした。というのも、キッチンリセット担当の夫から「揚げ物はやめて」と、懇願されていたから。揚げ物の後のコンロ掃除って、本当に大変ですもんね。
どうしても揚げたいときは、深めの鍋を使って、極力油ハネをしないように。そんなふうに気をつけていたものの、それすら面倒になってしまい、基本的に揚げ物はお惣菜を購入していました。
でも、年に数回ある、お弁当週間ではそうは言ってはいられません。うちの子は偏食で、食べられるものとなったら、唐揚げとウインナーを交互に入れるしかなく。1週間のうち、半分は唐揚げに頼ることになるのです(なぜか、冷凍の唐揚げを食べてくれないわが子……泣)。
そこで、ずっと気になっていたエアフライヤーを調べてみると、わが家にはかなり合っていそう。家族会議を経て、導入することにしました。購入したのは、〈COSORI〉というメーカーのもの。4.7リットルの容量で、1万3千円くらいで購入しました。


エアフライヤーで、お弁当作りは楽になる!?
結論から言って、楽になりました。
朝から揚げ物って、やっぱりハードルは高い。ただでさえいろんな工程が同時進行のお弁当作り。揚げ物を始めると、コンロから目を離せないですよね。

エアフライヤーは、食材をバスケットに並べてボタンを押すだけ。最初は時間調整が不安でしたが、シェイク機能という、途中でひっくり返す時間を教えてくれるので、初心者でも安心できました。
さらに、途中で別の食材を追加するのもOK。フライパンひとつでおかずを作る感覚に似ているのかも。エアフライヤーで加熱している間、おにぎりを作ったり、サンドイッチを作ったり。常に火加減を気にしなくても、別の作業に集中できるのがとても便利なんです。

うちの子は、かなりの偏食。野菜は絶対に食べないし、初めてのものは基本的に口にしません。さらに、以前は卵アレルギーがあったため、卵を食べられるようになった今も苦手意識があり、なかなか食べてくれません。
その時々のブームの食材を頼りにしながら、「明日のお弁当には何を入れられるだろう」と考える日々は、本当に悩ましいものです。
ひとくちでいいから食べてほしいという親心から、キャラ弁を作り始めて2度目となった春のお弁当週間。前日の夜、「あしたはね、⚪︎⚪︎のおべんとうがいいの」というリクエストが届き、寝かしつけをしながらネットサーフィンをする日々は、確かに大変だけど、なんだか楽しい1週間でもありました。

「完食の期待はしない」がモチベを保つコツ。
キャラ弁やデコ弁を作っていて、先生から「すごいですね」と感想をいただくことが多くあります(通っている園は、キャラ弁やデコ弁が許可されている園です)。
自分でも、いつもより1時間早く起きてお弁当を作るのは、正直しんどい。でも、「食べられなくても、お昼ごはんを楽しみにしてほしい」という気持ちが、モチベーションになっています。
実は、前回のお弁当週間のときの、あるできごとからそう思えるようになりました。
以前、「バイキンマンがいい」というリクエストで、時間をかけて作ったお弁当があります。その日のお迎えでは、先生から「すごく喜んでいましたよ!」と声をかけていただきました。
でも、帰宅後にお弁当箱を見ると、まったくの手付かず。それにショックを受けて落ち込んでいる私を見て、子どもは「バイキンマンのおにぎり食べる!」と、泣きながら食べようとしたのです。時間の経ったおにぎりなので必死に止めましたが、子どもに気を遣わせてしまったことに大反省。
そこから、私の中でのお弁当作りは、“食べられるものをメインに”“蓋を開けることが楽しみになる”をモットーに、“残していても責めない”お弁当作りを意識するようになりました。



ただし、力作ばかりの日だけではありません。
「汽車ぽっぽ」のリクエストに迷走した日は、タイムオーバーに。海苔のカットで表現したものの、子どもウケもいまいちでした。
サンドイッチ弁当は、寝坊をしてしまった日。寝る前に下味だけつけておいたお肉をエアフライヤーで揚げている間に、大急ぎで他の準備を。この日は、唐揚げとサンドイッチしか食べないだろうと思って送り出しました。もちろん、その通りに。
期待しすぎず、食事の時間をみんなで楽しんでね。そう思えるようになって、たとえほとんど手付かずで返ってきても、「⚪︎⚪︎がうれしかったの」と、お弁当を楽しんでくれたひとことで救われる私です。
焼き魚や温め直しにも便利でした。
使い始めはお弁当作りでしたが、今はすっかりわが家の食生活を支えてくれる相棒となったエアフライヤー。導入当時は週5稼働させるブームがきましたが(笑)、今は週3稼働が定着しています。
使ってみてよかったのは、火加減を気にせず別の作業ができること、油ハネやコンロ掃除の負担が減ったこと。反対に、バスケットを洗う手間や置き場所の問題はあるので、キッチンのスペースに余裕があるかは確認しておくと安心です。
息子が好きな唐揚げはもちろん、お肉や魚のグリル調理が個人的に好き。そして、天ぷらなどのお惣菜の温め直しがカラッと仕上がるところも、お気に入りのポイントです。

本当はもっといろんな使い方を試してみたいし、気になるレシピも山ほどあるけれど、いつもの調理&片付けを少し楽にしてくれるエアフライヤーという存在に、日々助けてもらっています。